同タイプが少ないので高値での取引となっているウィッシュ
トヨタ ウィッシュは、2017年まで生産をしていたロングタイプのロールーフミニバンです。
ホンダのストリームがこのジャンルでの先駆けとなっていて、トヨタが後追いという形でウィッシュを市場に送り込んでいます。
現在はそれほどこのタイプの生産がなされておらず、ホンダのジェイドのみとなっています。
ウィッシュも2017年に生産を終了してますので、このジャンルは全体的に車の個数が少ないという特徴があります。
ロールーフであるため車内空間はミニバンに比べると狭くなりますが、搭乗人数が多いですし、取り回しが楽というメリットがあり、一定の人気があります。
こうした事情から、ウィッシュは中古の状態でも比較的価格が安定して高値で取引されています。
もちろん、年式や走行距離、車自体のコンディションによっても異なりますが、他の車に比べると年式の割に価格が高めとなっています。
もし買い替えを考えているのであれば、早めに売却してお得に売れるうちに売った方がお得となります。
3年落ちまでなら100万円超えの買取価格を期待できる
ウィッシュの生産は2017年に終了しているということもあって、新しいモデルのウィッシュを買いたいという人が多くいます。
そのため、全体的に新しいモデルの価格は高値で推移していて、下落率も他の車に比べると低くなっています。
特に、3年落ちまでの車であれば100万円超えを期待できて、お得に売却することができます。
たとえば、2015年式の1.8Sであれば、105万円から110万円くらいが買取価格として算出されることが多くなっています。
2014年式の同じグレードでも、100万円前後となっていて、お得に売れる水準を維持しています。
これより年式が下ると、100万円を超すことは難しくなりますので、100万円という目安で考えると、あまり年式が下がらないうちに売るのが賢明でしょう。
50万円台を維持できる年式の幅も広いので有利
ウィッシュは、ある程度年数が経ってもそれほど価格の下落が大きくないというメリットがあります。
5年落ち程度でも十分50万円オーバーを狙えるのがメリットです。
たとえば、2010年式の1.8Sでも60万円近い値が付くことがあります。
ただし、2009年から2008年くらいになると、状態によっては急に価格が下がることがあるので注意が必要です。
2010年程度を目安に買い替えを考えるのが良いでしょう。
このように、ウィッシュは全体的に安定した価格で売却できるのが特徴です。
そのため、多少強気で交渉をしても最初の価格からのアップを期待できるので、粘り強く交渉をしてみるのもありです。
複数の買取店で査定を出してみると、大きな金額差が出ることもありますので、最低でも4,5店での査定をした方が良いでしょう。