他の軽自動車よりも価格が高値で安定しているN-BOX
N-BOXのようなボックスタイプの軽自動車はとても人気が高く、国内での流通量が多くなっています。
その分、中古車として売買されている数も多いので、買取価格が全体的に下がり気味という傾向が見られています。
そんな中でも、N-BOXは安定した人気があるため、他の軽自動車に比べても中古の買取価格が下がりづらく、お得に売れる車となっています。
N-BOXは、適度な大きさを持ち小回りも効くため、あらゆる世代から受けています。
また、個性的なデザインで外観上の魅力も強いため、他の同タイプの車との競争力が強いという特徴があります。
こうしたプラスポイントがありますので、N-BOXは全体的に買取価格が安定しているというメリットが生まれているのです。
100万円以上の買取価格が付くN-BOXの買取例
軽自動車は中古での買取価格が下がりやすい傾向がありますが、N-BOXは下落率が低いので、年式が新しいものであれば100万円を超える値が付けられることも珍しくありません。
たとえば、 2トーンカラースタイルモデューロX だと、2015年式で110万円オーバーとなっています。
早めのサイクルで売ることで、お得に買い替えができることを示していますので、定期的な買い替えを考えているのであれば、 N-BOXは狙い目の車だと言えるでしょう。
また、同じN-BOXでもG・Lパッケージとなると、同じくらいの走行距離、2015年式で70万円程度の買取りとなっています。
グレードによって30万円から40万円程度の価格差が出ることが分かります。
新車購入時の価格差よりも、中古車としての価格差の方が大きいので、売却を考えるのであれば上位グレードの方が結果的にお得になると言えます。
5年落ちしても下落率が悪くないのがN-BOXのメリット
通常軽自動車は、3年落ちくらいまでは安定した高値で売れるのですが、5年落ちくらいから急激に価格が下がるという傾向があります。
しかし、N-BOXの場合は5年落ちしても、普通自動車と同じくらいの下落率となっていて、他の軽自動車よりもお得に売れるのがメリットです。
たとえば、2015年式のG・Lパッケージは60万円超で買取価格が付くことがあります。
こうした状況を見ると、お得に売却するために急いで売ろうとする必要はN-BOXではさほどなく、5年落ちでもそれなりの価格が売れるという強みがあります。
もちろん、早いサイクルでの買い替えを望むのであれば、初期車検くらいのタイミングで売るのがベストですが、ある程度の期間持ちたいというのであれば、5年超を目安にすることもできます。
他の軽自動車よりも長いサイクルでの買い替えを考えられますので、いろいろな選択肢があるのがうれしいところです。