グレード・エンジンタイプで価格が異なる
BMW 1シリーズは、外車の中でも人気の高いシリーズで、新車、中古車ともファンが多いという特徴があります。
そのため、中古車でも、他の外車と比べてそれほど下落率が高くなく、お得に売れるというメリットを持っています。全体的に良い値で売れる可能性がありますが、やはりグレードやエンジンタイプによって、査定額の違いが出ますので、ある程度の相場を理解した上で売却を決めた方が良いでしょう。BMW 1シリーズにはディーゼル車もありますが、ディーゼルよりもガソリン車、排気量が大きめの方が高く売れるという傾向があります。
やはり、より良いものを求める傾向がBMW ファンには多いので、グレードが高いものの方がお得に売却できると言えます。
BMW 1シリーズの売却価格の例
たとえば、2015式のBMW 1シリーズM135iだと、走行距離2万キロ程度で、230万円ほどの買取価格が付くのが相場となっています。
これが一年古くなって走行距離も1万キロ伸びると、だいたい200万円前後が買取価格となります。ボディーカラーはそれほど大きな影響を与えませんが、やはり定番色であるホワイトやブラックに人気があり、若干の査定額プラスがなされます。やはりM135iの買取価格は安定して高く、シリーズ全体の中でも売りやすい車となっています。
一方で、116iだと買取価格は下がり、Mスポーツタイプでも同じくらいの条件、2015年式でも140万円程度が買取価格となります。グレードによってだいぶ買取価格が異なってきますので、その違いを見ながら相場を判断するようにしましょう。その他、BMWの具体的な相場に関しては、以下のリンクを参考にしてください。
⇒BMW | 買取 | BMW車の買取ならエーリストガレージ
走行距離が伸びると下落率が高くなることも
全体的にBMW 1シリーズは中古でも人気が高いのですが、年式が古く走行距離が伸びてくると、他の外車と同じように下落率が高くなる傾向が見られます。この点に関しては、国産車よりも価格下落が大きいので、どのタイミングで売却するかということを考えないといけません。
たとえば、人気の135iシリーズのクーペでも、2010年式で5万キロ以上走っていると、買取価格は100万円程度となります。どちらかというと、新しいモデルを求める傾向が強いので、5年落ちくらいから急速に価格が下がっていく傾向が見られます。
そのため、BMW 1シリーズを売却するのであれば、できるだけ早いサイクルで買い替えを検討した方がお得となります。また、グレードによる価格差も大きいので、新車購入の際には中古で売ることも視野に入れて、より人気が安定しているものを選ぶというのも大事なポイントとなります。さらに、BMW の買取は、外車買取を専門もしくはメインとしているお店でしてもらった方が、普通の買取店より価格が高くなる傾向があります。